今年度の定期健康診断の身体計測において、BMIが35以上*に該当する方にご案内しています。
*BMIが35以上の場合は、高度肥満に該当し改善が必要となります。
3か月経過後も改善がみられない場合(体重の経過について確認がとれない場合を含む)は、健康障害をきたしていないか確認が必要となりますので、医療機関の受診についてご案内いたします。(学校医の指示によるものです。)
【BMI改善プログラム】
〜 これからの生活のために身体を整える 〜
「体調に問題はない」と感じていても、知らず知らずのうちに身体に影響を与えているかもしれません。
大学生活や未来をより充実させるため、今こそ自分の身体と向き合いましょう。
⚠️ 知っておきたい「高度肥満」のリスク
高度肥満の状態が続くと、血管や内臓に深刻なダメージが蓄積するリスクが高まり、以下のような病気を引き起こしやすくなります。これらの病気は、ほぼ自覚がないまま進行するため、サイレントキラーと呼ばれています。
今のうちに生活習慣を見直すことで、これらのリスクを下げることができます。未来の自分を守るために、今日からできることを始めてみましょう。
本プログラムは、減量の取り組みについて、保健室が微力ながらサポートするものです。まずは3か月間、下のStep 1~Step 3の内容を生活に取り入れてみてください。
1️⃣ Step 1:減量目標の決定
この3か月で「現在の体重の3~5%」*の減量をおすすめします。
*例:体重100kgの方の場合
3~5%=3~5kg の減量
急激な減量はリバウンドの原因になります。まずは1か月で1~2%減量(100㎏の方の場合は1~2㎏)を目途にしましょう。体重記録表は添付のものをご参照ください。
2️⃣ Step 2:食生活改善への取組み
🍽️ 食生活プラン
🍽️ 1日の食事の目安
何をどれだけ食べればいいのか知っておくために、手ばかり栄養法*の活用がおすすめです。
高度肥満の方の肥満症治療における食事摂取エネルギーは20~25kcal×目標体重(㎏)以下ですが、例えば約1600kcal/日では下のような量が目安となりますのでご参照ください。
*手ばかり栄養法とは、自分の手を使って食品の適正量を測る方法で、実際の量と相関があるとされています。
1食の量の目安は、炭水化物は握りこぶし1つ分、たんぱく質は片手の手のひら1つ分、ビタミン・ミネラルは両方の手のひら1杯分以上です。また、1日のうちのどこかの食事の際に、果物は片手の握りこぶし1つ分、乳製品は人差し指1つ分をとるのが目安です。
3️⃣ Step 3:運動への取組み
エネルギー消費を増やすためには、有酸素運動*を中心とした運動がおすすめです。また、普段の生活に取り入れやすいものを選ぶと続けやすくなり効果もあがります。
*有酸素運動とは、酸素を使い体内の糖質や脂質をエネルギー源とするもので、継続することにより脂肪燃焼効果が期待できるものです。運動の強度は、「ややきつい」と感じる程度(軽く息がはずむ、軽く汗ばむ、でも会話ができるペース)で筋肉への負担が比較的軽いものです。
🏊♂️ 運動プログラム
厚生労働省ホームページの標準的な運動プログラムをご参照ください。
🏃♂️ 普段の生活に取り入れたいプラス10分の例
場面 |
内容 |
| 通学時 | 駅や学内ではエスカレーターを使わず、階段を使う |
| 通学時に一駅分、またはバス停1つ分を多く歩く | |
| 大学 | 学内の移動は階段を使う |
| 昼食後に散歩する | |
| 自宅 | 家事の作業を多くする |
| ストレッチをする |
【3か月後の判定について】
3か月後に、OIDAアプリのお知らせで、体重経過に関するアンケートのURLをお送りします。
BMIの改善がみられない場合(体重の経過について確認がとれない場合を含む)は、医療機関の受診についてご案内いたします。(学校医の指示によるものです。)
受診が必要となるのは、高度肥満による健康障害がないかや治療が必要なものかどうかについて、医師により確認し判断してもらうためです。受診する前に減量できるようならそれに越したことはありません。まずはこの3か月間、できることから一歩を踏み出してみましょう。
📞 お問い合わせ・個別相談
「何から始めたらいいかわからない」「食事のメニューを一緒に考えてほしい」など、何かあればいつでも気軽に保健室へお越しください。
個別のお問い合わせや詳細なご確認がある場合は以下のフォームからお問い合わせください。
お問い合わせフォーム(保健室)